つれづれkankanbou

福岡の出版社「書肆侃侃房」の日々をつづる。

短歌ムック『ねむらない樹』、投稿欄の募集を開始しました!!

短歌ムック『ねむらない樹』、投稿欄の募集を開始しました!!

テーマ:「羽」もしくは自由

選者:永井祐、野口あや子

締切:2018年5月20日(日)

入選作掲載:短歌ムック『ねむらない樹』創刊号(2018年7月末刊行予定)

選考方法:2人の選者による共通選

注意事項:未発表の自作品に限ります。他紙誌との二重投稿はできません。一度に1人3首まで応募できます。投稿後の訂正は応じられません。


 

『冒険者たち』刊行記念 ユキノ進 × 寺井龍哉トークイベント「短歌が切り取るいまの社会」

冒険者たち』(書肆侃侃房)刊行記念

ユキノ進 × 寺井龍哉トークイベント

「短歌が切り取るいまの社会」

日時:5月19日(土)15:30~17:00

場所:双子のライオン堂(東京都港区赤坂6-5-21)

参加費:1000円(事前)、1500円(当日)

※当日はイベント後にサイン会を開催します。特典冊子『弔砲と敬礼』も配布します。

◆ユキノ進(ゆきの・すすむ) ……歌人、会社員、草野球選手。1967年生。福岡県出身。九州大学文学部フランス文学科卒業。2014年、第25回歌壇賞次席。Twitter : @susumuyukino

◆寺井龍哉(てらい・たつや)……歌人、文芸評論家。1992年生。東京都出身。東京大学大学院博士課程在籍中。2014年、第32回現代短歌評論賞受賞。月刊「現代短歌」(現代短歌社)にて「歌論夜話」連載中。短歌ムック「ねむらない樹」(書肆侃侃房)編集委員。剣道三段。@


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文学ムック『たべるのがおそい』挿画展&たべおそファンミーティング

文学ムック「たべるのがおそい」挿画展

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参加作家:ありかわりか、片岡好、小林小百合、佐藤ゆかり、重藤裕子、寺澤智恵子、三紙シン、宮島亜紀

展示期間:2018年5月23日(水)~6月2日(土)

開廊時間: 水・木・金・土 15:00 ~21:00 ※月・火 休み、27日(日)のみ13:00~18:00

※26日(土)はイベントのため 17:30までギャラリー観覧はできません。

 

たべおそファンミーティング

西崎憲(『たべるのがおそい』編集長)× たべおそ挿画部

日時:2018年5月26日(土)15:30~17:30(途中参加、退場OK)

場所:双子のライオン堂(東京都港区赤坂6-5-21-101)

参加費:事前支払1500円/当日支払1800円

定員:15名程度

西崎憲】1955年青森県生まれ。翻訳家、作家、アンソロジスト。文芸ムック『たべるのがおそい』編集長。2002年に『世界の果ての庭』で第14回日本ファンタジーノベル大賞を受賞。主な訳書はコッパード『郵便局と蛇』、バークリー『第二の銃声』、『ヴァージニア・ウルフ短篇集』など。著書に『蕃東国年代記』『ビットとデシベル』(フラワーしげる名義)などがある。


「劉暁波・劉霞  詩と写真展」がジュンク堂書店池袋本店で開催中です。

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文学ムック『たべるのがおそい』vol.5刊行記念フェアが始まります!!

本の学校今井ブックセンター

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 青山ブックセンター本店

くまざわ書店池袋店

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戸田書店静岡本店

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シンポジウム「ニューウェーブは、何を企てたか」ご案内

シンポジウム「ニューウェーブは、何を企てたか」

荻原裕幸 穂村弘 西田政史 加藤治郎

開催日時:2018年6月2日(土)13:30~

会場:栄ガスビル キングルーム

https://wave20180602.wixsite.com/wave20180602

 

 

谷川俊太郎さんから劉霞さんへ、返歌が(田島安江)

谷川俊太郎さんに

劉暁波詩集『独り大海原に向かって』と

劉霞詩集『毒薬』をお送りした。

『毒薬』に「無題―谷川俊太郎にならって―」

という作品があったからだ。

 

そうしたら、思いがけなく、谷川さんから

「劉霞に」という素晴らしい詩が届いた。

この詩集を読んですぐ書いてくださったのだ。

劉霞さんがこの詩を読まれたら、きっと涙を流して喜ばれるだろう。

いつか、そんな日が来ることを心から願っている。

 

春霞を眺めながら、しみじみと、二人の詩を読んだ。

 

「無題―谷川俊太郎にならって―」(劉霞)

うんざり
 
もううんざり 見えるだけで歩けない道
もううんざり 汚れた青空
もううんざり 涙を流すこと
もううんざり いわゆるちり一つない生活
もううんざり 偽りのディスクール
もううんざり 植物が萎むのも
もううんざり 眠れぬ夜も
もううんざり 空っぽのレターボックスも
もううんざり すべての非難も
もううんざり 言葉の失われた歳月も
もううんざり 鳥かごも
もううんざり 私の愛も
もううんざり 身についた「緋文字」も もう
 
もううんざり

            (2016年9月)

 

 

「劉霞に」(谷川俊太郎

 
言葉で慰めることも
励ますこともできないから
私は君を音楽でくるんでやりたい
どこからか飛んで来た小鳥の君は
大笑いしながら怒りを囀り
大泣きしながら世界に酔って
自分にひそむ美辞麗句を嘲笑い
見も知らぬ私の「無題」に
君の「無題」で返信してくれた
そうさ詩には題名なんてなくていい
生きることがいつもどこでも詩の題名
一度も行ったことのないところ
これからも行くことはないところ
国でもなければ社会でもない
そんな何処かがいつまでも懐かしい
茶碗や箸や布団や下着
言い訳やら噓やら決まり文句
そんなものにも詩は泡立っている
君のまだ死なない場所と
私のまだ死んでいない場所は
沈黙の音楽に満ちて
同じ一つの宇宙の中にある
              (2018年3月)