都甲幸治 × 斎藤真理子トークイベント「世界文学のなかの韓国文学 ~いま、韓国文学がおもしろい!~」開催のご案内

「世界文学のなかの韓国文学 ~いま、韓国文学がおもしろい!~」

      都甲幸治 × 斎藤真理子トークイベント

 

日時:2017年11月28日(火)19時開演

場所:六本松 蔦屋書店(福岡市中央区六本松4丁目2−1 六本松421)

参加費:1000円

 「新しい韓国の文学」(クオン)、「韓国女性文学シリーズ」(書肆侃侃房)につづいて、 「韓国文学のオクリモノ」(晶文社)がスタート。最近でも『ギリシャ語の時間』(ハン・ガン)、『七年の夜』(チョン・ユジョン)が刊行されました。日本でいま、韓国文学が盛り上がりをみせています。パク・ミンギュの作品にいち早く賛辞を送り、注目してきた都甲幸治さんと、『カステラ』『こびとが打ち上げた小さなボール』など韓国文学の翻訳を手がけてこられた斎藤真理子さんをお招きして、「世界文学のなかの韓国文学 ~いま、韓国文学がおもしろい!~」と題したトークイベントを開催します。

 前半は新刊『今を生きる人のための世界文学案内』(立東舎)を刊行された都甲さんによって、ノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロをふくめた世界文学の状況を主に語っていただき、 後半にはその世界文学のなかでの韓国文学について話を展開していただきます。世界の文学のいまにご興味がある方、ぜひお越しください!!

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*都甲幸治(とこう・こうじ)……1969年福岡県生まれ。翻訳家、早稲田大学文学学術院教授。著書に『今を生きるための世界文学案内』『世界の8大文学賞』『読んで、訳して、語り合う。都甲幸治対談集』(全て立東舎)、『21世紀の世界文学30冊を読む』(新潮社)、『狂喜の読み屋』(共和国)、訳書にディアス『オスカー・ワオの短く凄まじい人生』(共訳、新潮社)、ブコウスキー『勝手に生きろ!』(河出文庫)などがある。

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*斎藤真理子(さいとう・まりこ)……翻訳者、編集者。 訳書にパク・ミンギュ『カステラ』(ヒョン・ジェフンとの共訳・クレイン)、『ピンポン』(白水社)、『三美スーパースターズ 最後のファンクラブ』(晶文社)、チョ・セヒ『こびとが打ち上げた小さなボール』(河出書房新社)、ハン・ガン『ギリシャ語の時間』(晶文社)がある。

 

★イベントにお越しいただいたみなさん、ありがとうございました!!満席になりました。

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★書肆侃侃房「韓国女性文学シリーズ」の新刊です!

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『七年の夜』チョン・ユジョン 著/カン・バンファ 訳

ぼくは自分の父親の死刑執行人である。

いま韓国でもっとも新作が待たれる作家チョン・ユジョン待望の長編ミステリー死刑囚の息子として社会から疎外されるソウォン。その息子を救うために父は自分の命をかける――人間の本質は「悪」なのか?

2年間を費やして執筆され、韓国では50万部を超える傑作ミステリー、ついに日本上陸。「王になった男」のチュ・チャンミン監督に、リュ・スンリョンとチャン・ドンゴンのダブル主演で映画化され、日本でも公開が待たれる。 

2017年11月上旬全国書店にて発売。